かわいい!という軽い気持ちで猫を飼ってしまうと
- 猫ってこんな動物なの?
- 猫を飼うのって大変…
- こんなはずじゃなかった
と思う人も少なくありません。
そこでこの記事では、これから猫を飼おうと思ってる方に「猫を迎える前に心得ておきたいこと」を10つ紹介していきます。
もくじ
猫を飼う前に心得ておくこと
猫によって性格がちがう
猫は「自由でマイペース」というイメージが一般的ですが、実際はそんなことありません。
- 寂しがりやで甘えん坊
- 自立心が強い子
- 臆病で逃げてしまう子
人間と同じで猫ちゃんによって性格が全然ちがいますし、性別によっても変わります。
我が家は実家と姉家と合わせて全部で18匹の猫と生活していますが、全員そろぞれの特徴があります。
その猫にあったスキンシップをしてあげてください。
猫の平均寿命は15歳
一般社団法人ペットフード協会が「全国犬猫飼育実績調査」で猫全体の平均寿命は15.33歳と発表しました。
猫の15歳は人間に例えると、約75歳に相当します。
室内と室外飼いだと食べる物も違うので変わりますが、全体的に猫の平均寿命はどんどん伸びてきています。
長い猫だと20歳以上も長生きしてくれる猫もいるので、その期間飼育するという心構えを持つのは大切です。
たくさん愛情をそそいであげてください。
それなりにお金がかかる
猫と一緒に暮らすとそれなりのお金がかかります。
基本的に餌やトイレ用品が必要で、さらにおやつやおもちゃ、病院など猫を飼育するにはこういう費用が必要となります。
猫の平均寿命15歳として、ざっくり100〜200万円ぐらいの費用はかかると思っていてください。
また、住まいが賃貸の場合は、敷金や毎月かかる家賃などペット不可の物件より割高なケースが多いのとペット可の物件が少ないのも視野に入れといてください。
ご自身の経済的に大丈夫かどうか慎重に考えましょう。
動物病院があるか確認しとく
子猫の時にはワクチンを打ったり、病気になってしまった時などすぐに行けるように近くに動物病院があるのか事前に確認しとくと万が一の時にも安心です。
猫は言葉を話せないので、先生の考え方がすごく大切になってきます。
個人的には先生の自宅でなにかしら動物を飼ってない先生には頼まない方がいいです。
というのも、仕事で触れ合うのと実際に自宅で触れ合うのは天と地の差があります。
もちろん愛情を注いで仕事する人もいると思いますが、割合的に少ないので1つの選ぶ手段として覚えといてください。
以前に、我が家の猫が呼吸が荒くなったことがありまして、そのとき鼻水もでていたので1〜2分程度の診断で「猫風邪ですねー」と終わり薬だけ出さたことがありました。
猫風邪かーと思いながら薬をあげてたんですが、それからも全く治る気配がないので、もう一度ちがう病院に連れて行ったことがあります。
診断してもらった結果、猫風邪ではなく心臓に影響してる病気だったんです。以前出された薬をいくらあげても悪化してしまうだけなので、ちがう病院に早く連れてきて本当に良かったです。
その時の先生は非常に丁寧でうちの猫に向ける笑顔も本当に優しい顔をしてくれる先生でいまでも信用してる先生の一人です。
先生によって全然ねこの扱い方や薬の出し方も変わってくるので、周りの口コミなど事前に調べておくことをオススメします。
散歩しなくても運動は大切
室内で飼ってる猫は基本散歩しなくても大丈夫です。
猫は自分の縄張りを作り、落ち着ける場所を確保しています。
散歩させなくても大丈夫ですが、運動不足だとストレスを溜めてしまうので、運動させてあげれるスペースやキャットタワーなど上下運動できるところを作ってあげてください。
ただし、元野良猫や好奇心旺盛な性格の猫は外に興味を示す場合もあります。
自宅や家具が傷つく可能性がある
猫は爪とぎをする動物です。爪とぎする理由は以下の通り。
- 爪のお手入れ
- ナワバリを主張するため
- ストレス解消
爪とぎは猫のお仕事なので、やってしまうのは仕方ありません。
ただ、自宅を爪とぎから守る対策はあります。
それは爪とぎをしてもいい環境を作ってあげることです。
保護シート、ダンボールの爪とぎできる物など、今はたくさんの猫用品がありますので、それらを用意してあげてください。
しつけはあまり必要ない
猫はあまりしつけしなくても勝手に覚えて自立してくれるので、あまりする必要はありません。
トイレの場所をキチンと教えるとすぐに覚えてくれますし、爪とぎする場所を作ってあげればそこでやってくれます。
猫は非常に賢い動物です。
意外とメンタルが弱い
自由奔放なイメージの猫ですが、ストレスを溜めやすく意外とメンタルが弱いんです。
ストレスが溜まると毛がガサガサになったり何回も嘔吐していまう猫がいます。
とても繊細で神経質ですので、嫌がることは極力しないでください。
猫はたくさん寝る動物
ねこという名前の1つの由来として
よく寝る子→寝る子→ねこ
になったと言われています。
その名の通り、猫は1日14〜18時間は寝ているので、一生の3分の2ぐらいは寝ていることになります。
ただ、ほとんどが浅い眠りで熟睡してるのはたった数時間程度なんです。
いくら可愛くても熟睡してる時はほっといてあげてください。
毛がたくさん抜ける
猫は季節に合わせて毛が生え変わる動物です。
その中でも春から夏に変わる時期と秋から冬に変わる時期が1番抜けます。
こういう季節の移り変わりの時期を「換毛期」と呼ばれ、季節に合った性質や毛の長さに換わる時期です。
基本は自分で毛づくろい(グルーミング)をしますが、時間がある時は飼い主が毎日少しでもいいので、スキンシップを取りながら優しくブラッシングをしてあげてください。
まとめ
猫は種類や個体によって性格がさまざまです。
病気や年老いた猫の介護も想定して、最後まで愛情と責任を持って一緒に過ごしてください。
そして、誰かに任せるんではなく、家族みんなで飼うスタイルが1番理想的です。